相続した株式は現金にできる? - 相続で株式・公社債があったら?

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相続した株式は現金にできる?


株式は好ましい資産の1つとされやすいですが、扱い方がよくわからない方も多いでしょう。
そのような株式を、相続によって思いがけず手にすることもあります。
株式の運用に興味のない方にとっては、現金の方が嬉しいことも多いですよね。

これも資産の1つになりますから、売却して現金にもできます。
その方法をご紹介しましょう。

まずは相続した株式の名義変更を行います。
上場株式、非上場株式ともに、株式は所有者が決まっている資産です。
これはちょうど自動車と似たようなポイントですね。
その資産を売却できるのは原則的に所有者となりますから、まずはその株式の名義変更を行ってください。

相続した時点での所有者情報は故人になっているはずですから、これを相続した方の名前に変更します。
その方法ですが、上場株式の場合は証券会社がそれを管理しているため、こちらまで相続があったこと、それにともなう名義変更がしたいことを伝えてください。
具体的な手続きは証券会社から案内がありますから、それに従えばOKです。

そして名義変更ができれば、あとはその証券会社を通して売却の手続きもできます。ST
その証券会社で売り注文を出し、誰かがそれを買ってくれれば、株式と引き換えに現金が手に入ります。

上場株式の場合、このように証券会社で名義変更も現金にする手続きもできますが、では非上場株式の場合はどうなるのでしょうか?
こちらの場合、まず証券会社は一切関与していないため、証券会社ではなくその株式の発行会社に問い合わせてください。
そこで相続があったこと、そして売却のために名義変更をしたいことなどを伝えてください。

このとき、その株式を現金にしたい意思を伝えることが大事です。
そうすると、その株式の発行会社が直接買い取ってくれることもよくあります。
なぜかというと、非上場株式の発行会社は中小企業になることが多く、こちらの株式は譲渡制限がついていることが非常に多いためです。

これはその会社に好ましくない人物が株主にならないよう、その株式を自由に売買できないようにする制限です。
これがついている非上場株式の場合、見知らぬ人物にその株式を売却されないよう、元の持ち主が亡くなると、発行会社がその株式を買い戻すこともよくあるのです。

そもそも譲渡制限がついている場合、その発行会社の許可がないと売却もできないため、現金にできません。
そのためこのような株式の場合、最初に連絡した時点で現金にしたいことを伝え、その発行会社が買い取ってくれないか、相談するのがおすすめです。
このようにその株式の種類によって方法は変わりますが、相続した株式は現金にできます。