非上場株式の相続方法 - 相続で株式・公社債があったら?

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非上場株式の相続方法

株式の中でもそれが非上場株式の場合の相続方法はどうなるでしょうか?
これが上場株式の場合、基本的にはそれを管理している証券会社を通しての手続きになりますが、非上場株式の場合、証券会社は一切関係ありません。
非上場株式の管理は、それを発行した株式会社が持っている名簿の中で行われているのが基本です。

その株式の持ち主を変更したいときは、その名簿の名前を書き換えることが必要です。
書き換えはその名簿を管理しているその会社に依頼しますので、まずはその非上場株式を発行している会社へ、元の持ち主が死亡した事実と、相続のことを伝えましょう。
本来は元の持ち主と新たな持ち主とが連名で申請しないと、名義変更できないことが多いですが、元の持ち主が死亡でいなくなった場合は、その限りではありません。
その代わり、死亡を証明するために戸籍謄本などが必要になる場合がありますので、求められたら用意して手続きをしてください。

ちなみに、非上場株式は中小企業の株が多く、それには譲渡制限がついている場合が多いです。
株式会社の持ち主は正式には株主となるため、その会社にとって好ましくない人物がオーナーとならないよう、創業当時の株や、中小企業の株には譲渡制限がついていることがほとんどです。
これがあったとしても、相続はこの制限の例外となり、別の持ち主への移行が認められます。

ただし、やはり相続によって好ましくない人物が会社のオーナーとならないよう、その株にはあらかじめ条件がついている場合があります。
たとえばその会社の株主が死亡した場合は、別の株主が死亡した株主の株を買い取るといった条件です。
このような条件がある場合、故人の相続人はその非上場株式の相続はできず、代わりにその株式を売却した金額を受け取り、これを相続する形になります。
このような場合もありますので、非上場株式の場合は必ず相続できるとは限りません。
いずれにせよその株式を管理しているのは発行した株式会社ですので、相続が発生しているときは、まずはその会社まで相続の相談をするといいでしょう。