株式の相続 - 相続で株式・公社債があったら?

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株式の相続

遺産相続の対象となる財産にはいろいろなものがありますが、その中でも特に相続することが多いのが株式で、これは会社を経営していた人はもちろん企業に所属していた人なら高い確立で相続する可能性があります。
それでは株式を相続するときにはどのような流れで進めていけばいいのでしょうか?

まずはじめに遺産相続の簡単な流れから説明すると、遺産相続が開始されるのは被相続人となる家族が亡くなったその日で、ここからいろいろな手続きを期限内にしていかなければなりません。
7日以内に死亡届を出した後、通夜・葬儀を行うまではスムーズだと思いますが、ここから3カ月以内のところで相続人を確定させたり財産調査をしてどこにどれだけの財産が残されているのか明確にする必要があります。

そして相続を放棄あるいは限定承認する場合、この期間内に決めなければならないのです。
株式も当然財産調査の対象になりますが、株式の場合は上場株式なのか非上場株式なのかによって調査方法が異なります。

上場株式とは文字通り証券取引所や信託銀行を通じて株式市場に上場しているもので、これは一般的に私たちもよく知っているものではないでしょうか?
一方非上場株式とは市場に上場していない株式のことで、上場していないということは価値の変動がほとんどないのが特徴です。

上場株式の場合は証券取引所や信託銀行が取り扱っていますから、そこを通じて評価をしてもらい最終的な価値を出します。
非上場株式の場合は証券取引所や信託銀行を通していませんので直接株を発行している企業へ問い合わせることになります。

そして株式の評価ができたらその他の確定財産も含めて相続人同士が集まって遺産分割協議を行い、誰がどの財産を相続するか決めます。
遺産分割協議が終わったらいよいよ相続人ごとに相続を開始しますが、株式を相続する場合は上場株式は委託している証券取引所や信託銀行に、非上場株式は株を発行している企業へ問い合わせて名義変更を行います。

その際に必要になるのが株券(株券が発行されていない場合は不要)、相続による株式名義書換請求書、名義書換をして新しく株主になる人の株主票、共同相続人の同意書または遺産分割協議書、相続人全員の印鑑証明書、相続人すべての戸籍謄本、被相続人の戸籍謄本(出生から死亡まで連続したもの)となります。
これらを忘れずに準備してあとは名義変更手続きを行い、相続した財産の中で相続材がかかる場合は納税するという流れになります。